機械建築工学科の2年生は出前授業を行いました。2年生はこれまでに、配管と鉄筋組立の出前授業を受けていて、今回は3回目の出前授業となります。コンクリートを固めるための型枠を作る型枠大工という仕事の授業です。
組んだ木枠からコンクリートが漏れないように精度良く作る必要があり、集中力がいる作業ですがみんな真剣に取り組んでいました。
ミニチュアの型枠を作った後は実際の大きさの型枠を組みました。板も大きく大変な作業ですがみんなで力を合わせて組み上げました。
将来の職業選択につながる学びがあったと思います。日本型枠工事業協会の皆さんありがとうございました。

4時間目に全校生徒向けに「命の授業」が実施されました。
交通事故・殺人事件被害者遺族であり、公益社団法人被害者支援センターえひめの支援員でもある西川和子様にお話しいただきました。
御自身の経験を語っていただき、当たり前ではない日常や、命について考えさせられる内容でした。
生徒の感想では、以下のようなことが述べられていました。
3年生男子
「親より先に死んではいけないという言葉が身に沁みました。命の大切さが分かりました。」
3年生女子
「命の尊さを改めて感じました。謝るということの大切さも学ぶことができました。自分の命も、周りの命ももっと大切にしないといけないと思いました。」
3年生女子
「自分の過去しか知らないけれど、自分の周りにいる人も色々な経験をしていて、様々な思い出がある、そう考えるきっかけになりました。人生は一度きり、一日一日を大切にしたいと思いました。被害者にも加害者にもならない生き方をしたいです。」
3年生は現在自動車教習に通っている生徒もいることから、改めて安全運転できるようにしっかりと学び、気を付けたいと感じた生徒もいるようでした。また、もし何かをして相手を傷つけてしまったときに真摯に対応したいと述べた生徒もいました。それぞれが自分には何ができるかを考えることができていたように感じます。
今与えてもらっている命を大切に輝かせて、自分にも、周りの人にも優しく、3学期も元気な姿で会えることを楽しみにしています。