「プラごみ問題」に関するアクティブ・ラーニング

2022年5月25日 07時18分

 工業科の専門科目『工業技術基礎』の授業で、プラスチックごみ問題に関するアクティブ・ラーニング(全3回)を実施しました。1回目(5/9)は、プラごみ問題について知るために、準備された新聞記事を読みながら、その中のキーワードを付箋に書き出しました。そして、その付箋をグループ分けし、キーワードの整理をしました。2回目(5/16)は、それぞれが考案した「プラごみ問題の解決策」を発表しました。そして3回目(5/23)に、プラごみを利用した「アップサイクルものづくり」を実施しました。持参したプラごみをハサミで切断し、アイロンで加熱・成形しました。この日は、ミカンをイメージしたネクタイピンとピンバッジを制作しました。ミカン本体の橙色とヘタの緑色の部分に使用するプラスチックは、軟化温度の違うものを使用することで上手くいくことなど、体験中に試行錯誤を繰り返して気づくことがありました。

 出来上がったネクタイピンとピンバッジは、新しくなった制服にもあうアクセサリーになりました。今回の経験を通し、環境問題やSDGsはもとより、新たな価値を生み出すものづくりが問題解決の糸口となることが理解できたと思います。