「プラごみ問題」に関するアクティブ・ラーニング
2022年10月17日 16時36分今回も「プラごみ問題」に関するアクティブラーニングを実施しました。テーマは「PETボトルラベルでしおりづくり」です。リサイクルものづくりでリサイクル意識の向上を目指しています。
まずはプラスチックの性質、特に耐熱性についての学習を実施しました。PETボトルはキャップ、ラベル、ボトルとに分けられます。そして、それぞれが異なるプラスチックであること、キャップとラベルを外してリサイクルボックスに入れなければスムーズなリサイクルにつながらないことなどを学習しました。
生徒の皆さんは、自宅で準備したラベルを熱湯に漬けて様子を観察しました。収縮するラベルと収縮しないラベルがあることがわかり、収縮するラベルはポリスチレン(PS)製であることがわかりました。PS製のラベルは、シュリンク包装という技術に使用されるもので社会で広く活躍していることを知りました。そして、PS製ラベルを熱湯とアイロンによる熱成形によってしおりに仕上げました。
読書の季節です。この日制作した「しおり」が大いに役立つことでしょう。
①剥がしたラベル⇒②熱湯に漬けた後⇒ ③アイロンがけ ⇒ ④原型の完成 ⇒ ⑤切りそろえる ⇒ ⑥完 成!
こんな風に活用します❕ みなさんの作品